昨日、三重県のプロジェクトで
2つの企業に対して
人材育成のカリキュラムについて
インタビューをしてきました。
2回目だったので
前回のまとめと
方向性の確認とのことで
エージェントと一緒に伺いました。
お伺いした2社とも
「自分で方向性を持っていて
企業と一緒に自己成長しようという意識を持っている人」
という、キーワードが何度となく出てきました。
言われたことだけする
「作業員」ではなく
自分で創意工夫し
「経営者と同じマインドを持つ人」
そんな人になるよう
育成していきたいそうです。
このような人に育てたいとき
育成のスタートは
「企業マインドの育み方」です。
新卒であろうと、
中途採用であろうと
まずはその企業の
「判断基準」をしっかり伝えないと
「企業マインド」は育ちません。
…
例えば海外旅行に行くとします。
言語が違うこともあり
生活習慣や
食事の違いなど
細かなことを調べてから
旅行に行く方は
多いのではないでしょうか?
調べた上でも
現地に行ってから
いろいろな違いがあったら
「そうか…
こんなことも違うのか…」と
違いを受け止め
相手の基準で
物事を見る事ができます。
これが、国内旅行となると
話が少し違ってきます。
同じ日本国内でも
沖縄、大阪、東京、札幌
地域によって生活習慣や
食事の違いがあります。
でも、日本国内だと
「そうか…
こんなことも違うのか…」と
違いを受け止めるより
「なんで違うんだ!!!」と
怒る人が多いような…
これって
「同じ日本人だから…」
と、自分の基準で
見ているからなんですよね…
…
特に職場で
この思考が強く出ますね。
新入社員の人に対しては
だいぶ「違う所がある」という
認識が強まり、
入社の際に
企業理念や
仕事の考え方を
伝える企業が増えているようですが
中途採用の方に対しては
「即戦力」
「言わなくても大丈夫」
と、思うことがあるのか
自社の理念や
仕事の考え方を
十分に伝えていないまま
仕事に就かせるような…
そこを省略して
数ヶ月経ってから
「ここが違う」
「あそこが違う」と言われたら
社員が混乱してきます。
新卒だろうと
中途採用であろうと
「自社のマインド」を
理解し、実践指せる
トレーニング期間が必要です。
貴社では、
「マインド」の育成期間
確保してますか…?