業種:介護・福祉事業
事業内容:デイサービス、ホームヘルプ、施設運営など
従業員数:100名
人材の定着に力を入れたいという経営層からのご相談でしたが、
人材の定着の背景には、これまでの実績から、
・拠点を増やし介護サービスの充実をはかりたい
・各拠点が自立できる環境を整えたい。
という経営層の意図がみえてきました。
また管理職のヒアリングで出てきた言葉は、
・人材をマネジメントした経験がなく、どのようにしたらいいのかわからない。
・現場を任せられる人材が不足しているため、仕事を教えても離職してしまうことが多い。
これらを分析した結果、
『管理職がその職責を明確に理解し、管理職としてのスキルをつける。』
ための対策をとる必要があると判断しました。
そこで、
①現状の業務整理
②業務の細分化をし、ポジションごとに職責を明確にする
③あたらしく受けれる人材の育成計画を策定し、
それにともないキャリアアップの仕方を明確にする
④将来的には評価制度を構築する
という対策にむけて実施中です。
管理職の方々に毎月1回、2時間の時間をいただき、
①にとりかかっているところです。
すでにこの①の時点で、
各拠点で仕事の仕方が違っていたり、
職種で重複してしているこで効率的ではない
仕事の仕方をしていることや、
新人にOJT中心で指導していたため、
技術にバラツキがあることがみえてきました。
コンサルティングのたびに、
新しい発見があり、
改善すべきことが明確になりつつあります。
管理職は次世代を中心になって担う人材。
管理職の育成をしながら、新人の育成につなげる。
弊社ではもっとも効果が得られる手法だと考えています。