新入社員を受け入れる場合には育成の目標が必要です。
どの程度まで習熟することを目標としているのか、
ゴールが明確化されることで教育の計画を立てやすくなります。
忘れがちなことが『いつまでに』という基準です。
それはそれぞれの組織の経験やあるいは仕事における手順、
求める技能などにも深く関係してきます。
自社の新入社員をどのくらいの期間で、
どのようなことができるようになることで、
『新入社員の卒業』とかんがえるのか、
これを基準に計画をたてることで
それぞれの新入社員の成長が明確になります。
また、新入社員は自らが次に何を用意しなければならないのかが、
理解でき、個人の目標も立てやすくなります。
予定していた期間で習熟できていないと判断できれば、
どんなトレーニングが足りていないのか、
次の育成の計画を立てやすくなってきます。
そして、育成担当者はもちろん、新人に社内でかかわる方々と、
育成計画を共有しておくことで、新人に対して適切なアドバイスや、
適切な業務の依頼ができるようになります。
全社で新人を教育する体制を整えることができます。