新卒一括採用の様子が変わりそうです。
現在高校3年生が大学を卒業する頃、
産業界では『2022年問題』と
言われています。
国立社会保障・人口問題研究所によると、
新卒の大半を占める22歳の人口が2022年を境に、
数万人単位で減少することになります。
現在でも売り手市場、
今後ますますこの傾向が激化すると考えられます。
人材を確保できなければ、
事業の継続も難しい時代。
また、現在でも新卒の初任給が柔軟になる傾向があり、
その人材の実績や技術に対して、
初任給から差がつけられることも。
企業が将来の見込みがあると考える人材には、
他の新卒よりも初任給を高く設定し
優秀と考えられる人材を確保する。
今後はこの傾向は進むことになり、
これまでの年齢や経験で給与を決定することから、
その人材の将来に対して、
投資するという考え方が、
主流になってくるようです。
組織は事業の継続が目的の一つです。
経営者は自社の将来を考え、
将来の人材確保をどのようにしていくのか、
早めに手を打つ必要があるようです。