働き方改革法案が国会を通過し、
長時間労働の是正のため、
生産性の向上のために、
組織が整えなければならないことがでてきました。
特に、長時間労働を是正するためには、
これまでやってきた業務をみなおし、
場合によっては『業務のスリム化』『業務削減』が必要になります。
業務がすべて必要であれば、人員の確保が必要になりますし、
あるいは、業務の一部を機械に、またはシステムにおきかえることも考えられます。
いずれにしても現在の仕事をあらためて洗い出す必要があります。
ここでは『業務のスリム化』『業務削減』をはかるために、
現在の仕事を洗い出すといった視点で考えてみましょう。
組織の支援をするときに感じることは、
『業務のスリム化』『業務削減』は決めてしまえば、
定着するまでにある程度時間がかかることもありますし、
一次的に痛みを伴うこともありますが取組むことで、
充分な成果を出すことができます。
なかなかすすまない原因の一つが、
『やらなければならない仕事』と
『不要な仕事』をわけるための判断ができないところです。
その判断をするための基準が明確になっていないことが、
『業務のスリム化』『業務削減』がすすまない原因であるといっても、
過言ではありません。
ではこの基準は
1.これからの戦略を描く
2.外部環境を知る
3.削減できないものを決める
ことによって決まってきます。
ではこの基準を決める責任を負っているのは、
組織の中では誰なのでしょうか?