ミレニアル世代(1989年~1995年生まれ)の若者を、

「チルってる」というそうです。

「チル」は英語の「chill out」が語源で、

「落ち着いている」「まったりしている」

というニュアンスで、最近の若者の特徴を表現しています。

さて、企業経営においては、

この最近の若者の特徴をふまえて、

採用、育成戦略を考えていく必要があります。

この「チルっている」若者の特徴を考えてみましょう。

ひとつは育ってきた時代背景から、

お金を使わない、将来に対して肯定的にとらえられないという特徴があります。

彼らが育ってきた時代は、

平成不況やデフレ経済であり、

日本の将来は危ない、明日どうなっているかわからない、

そんなことを感覚的に捉えています。

ふたつめは、デジタルネイティブといわれ、

ものごころついたときからインターネットやPC、

最近ではスマートホンを手にして使いこなしています。

特にSNS。

リアルな友人というよりも、SNSで友人とつながっている感覚をもっています。

以前でしたら、一日の大半をすごす職場。

そこで人間関係をつくり、

リアルに人とかかわることを学んでいましたが、

この世代は職場は仕事をする場所で、

仕事をこなしていれば、職場で人間関係を密にする必要を、

感じていません。

そして、上昇志向があまりありません。

多くを望まなければ、それなりに生活をすることができると、

考えています。

出世して、ガツガツ働くより、

そこそこ働いて、そこそこの給与をもらって、

そこそこ自分の時間をもつ。

そんなことを考えて社会に出てきます。

そして、就職には安定と福利厚生を求め、

長く勤めたいと考えながらも、

自分に合わなければ転職することにも抵抗がありません。

企業として業績をあげる、成果を出すための人材育成には、

この若者の特徴を考えて育成方法を考えていく必要があります。

効果的に育成する方法はいくつか考えられえますが、

給与が自分だけ高い、

人より権限が大きいといったことだけでは、

モチベーションアップは図れないことは確かです。

このような若者が就職活動を始めることを念頭に、

企業は育成計画も含めて検討していなかければ、

ならない時代です。

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