最近コンサルティングに伺う企業で、
経営者や経営幹部の嘆きは
『”いい人”がとれない』
『教えたことが全然身についていないんです。』
『せっかく採用した新人がすぐにやめてしまうのです。』
というお話です。
これを『人材三重苦』-採れない、育たない,すぐ辞める
と言うようです。
独立行政法人中手企業基盤整備機構が
中小企業を対象に行ったアンケートによると、
業界を問わず7割を超える企業が
『人手不足を感じている』と答えています。
この人手不足の影響がどういうところに出ているかというと、
他を大きく引き離して『人材の採用が困難』がトップです。
自社の商品やサービス自体ウケているのに、
顧客の需要にこたえられるだけの人材が確保できずに、
ビジネスがうまく回らなくなっている企業も、
見受けられます。
有名大手企業であっても正社員の確保に苦慮しています。
『いい人材を確保できない』と人材採用にフォーカスするより、
一刻も早く、すでにいる人材の活用に着手すべきではないでしょうか。
いまいる人材の底上げをすることで、
人手不足は解消される可能性は高いと考えられます。
企業が求めることは、
『売上を作れる人』です。
これは教育次第で育成は可能です。
労働人口が不足している今、
採用に注力するより、
人材育成に注力し、
強い体質の企業に取組まれることが、
時間やコストを考えるとよりよい選択になるのではないかと、
思います。
弊社ではコンサルティングを通して、
よりよい育成計画策定をご支援しています。
自社にあった育成計画を考えて見られませんか?